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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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貴族探偵エドワード 銀の瞳が映すもの
椹野道流

大国アングレの首都・ロンドラ。美形・優秀・家柄抜群なお坊ちゃま、エドワードの職業は、なんと探偵!お世話係の青年シーヴァと優雅に暮らしているが、依頼が来なくて実は暇……。
そんなとき、卒業した名門パブリックスクールから、幽霊騒ぎで困っているという話が!喜び勇んで寄宿舎に向かったエドワードは、騒ぎの原因と疑われている少年・トーヤと出会い!?
天才エドワードと仲間達の、英国風ミステリアス・ストーリー!

角川ビーンズ文庫です。
友達が面白いと行っていたので思わず購入。
挿絵も綺麗で良いです。

とてもやさしい読み物でした。
ミステリや、推理小説、というよりは「ミステリアス・ストーリー」ですね。
ミステリ的なものを期待して読まれると、物足りないかも知れません。

私はシーヴァが一番好きです。
トーヤも好きですけれど ね。
警部補さんも、好きです。(結局みんな好き)
エドワードには、憧れますね。
いいなぁ、私もシーヴァみたいな世話係が欲しいなぁ……(そこかよ)
貴族って、いいな。

さて、私がこの話で気になったのは

シーヴァはしみじみとそう言って、エドワードの首から引き取ったネクタイを自分の肩に引っかけた。

のところです。
“エドワードの首から引きとったネクタイ”というのは、(エドワードが首から引きとった)エドワードのネクタイなのか、
その文の通り、ネクタイをエドワードの首から引きとったのか、どっちなのかって話ですよ!(力説)

何故ここに引っかかったと言いますと、いくら守り役だからと言って、お世話している相手のネクタイをとるのかっていう疑問がふつふつと……
いや、だって、ネクタイを首から引きぬくって、なんかエロくないですか?(笑)

ところが読み進めていくと、

エドワードのシャツの襟首のボタンを二つほど外してやってから、シーヴァはふと、エドワードの頭をさらりと撫でた。

という記述が出てくるわけですよ。
……駄目だ。ここで、前述の描写がシーヴァによる行為だと断定されてしまうわけです。
ネクタイ引き抜いて、ボタン外して……

え、えろい……!
シーヴァさん、エロいですよ!
私の中ではシーヴァさんはフェロモンむんむんです。(笑)

そんなかんじですが、トーヤくんも加わった探偵事務所がこれからどうなっていくのか、続きの巻も読んでみようと思います!
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