忍者ブログ
超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
最新記事
(05/31)
(03/05)
(01/19)
(12/08)
(09/05)
(08/23)
(07/31)
ブログ内検索
[231] [230] [229] [228] [227] [226] [225] [224] [223] [222] [221]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

彩雲国物語白虹は天をめざす (角川ビーンズ文庫 46-14)
雪乃紗衣

監察御史として、自分なりに歩み始めた秀麗。一方国王の劉輝は、忠誠の証を返上して去った、側近の藍楸瑛を取り戻すため、藍州へ赴くことに!案内役として、後宮に入った藍家の十三姫を連れ、ひっそりと旅立った劉輝。そして、その後を追うのは秀麗のシゴトで…!?迷える将軍・楸瑛、王として悩む劉輝、そしてちょっぴり複雑なキモチの秀麗の、それぞれの旅はどうなる!?疾風怒濤の急展開・シリーズ第12弾、堂々登場。

久しぶりに彩雲国を読むときって、いつも登場人物の把握が出来なくって困ります…誰かわからない人が三人はいた…(汗)
たぶん、伏線がすごくたくさんで、覚えられないのだと思う。物語を操るって、大変なんだなぁ…毎回のあとがきから察するに、雪乃さんは常に瀕死状態だものなぁ。作家さんって、凄い。

藍州へ向かった劉輝…ってのは別にいいんだけどさ、な~んか楸瑛の件に関しては「なんだかんだで結局そうなのかよ!心配させやがって!!」とか思っちゃった。
でもまぁ、「余はそなたが欲しい」なんて口説き文句吐かれちゃ、いくら楸瑛でもお持ち帰りされちゃうわなぁ…(笑)

あと個人的には清雅の出番が思ったよりも少なくってちょっと残念でした。でも今回もかなり良かったけどさ…「いいか、俺以外のやつに泣かされるなよ。俺のためにとっておけ。楽しみが減る」とか…もう、悶え死ぬかと思った…。好きだー!!

あーそれにしてもなんか新事実発覚しすぎて頭がまだこんがらがっています…何度読みながら叫んだことか!
伏線がなかなか解消されないので、読んでるほうとしてはやきもきしてしまうところもありますが、そうやって色々考えながら読者に話の結末へと導いて行って、しかも予想以上のオチをつける!って物語になるのならドンと来いです!そういう読書体験は好きさ!

そして今回予想外な燕青の気持ちを知って思ったのですが、彩雲国で恋愛シミュレーションゲーム作ればいいんじゃないかな!(爽笑)あったら私はやりたいね!劉輝には「寂しいが余はひとりで寝ている」って言われたいし、静蘭に「お嬢様」って傅かれたいし、燕青にお姫様抱っこされたいし、タンタンに鼻つままれたいし、清雅に「叩き落してあげるよ」って言われたいし…うわ、凄く楽しいゲームになるんじゃ…?(笑)
(アニメのほうでも清雅が出てくるみたいだし、凄く楽しみ!)

早く続きが読みたいです!(確かもうすぐ短編集が出るんだったような…?)
PR
忍者ブログ [PR]