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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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闇の守り人 (新潮文庫 う 18-3)
上橋菜穂子

女用心棒バルサは、25年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。おのれの人生のすべてを捨てて自分を守り育ててくれた、養父ジグロの汚名を晴らすために。短槍に刻まれた模様を頼りに、雪の峰々の底に広がる洞窟を抜けていく彼女を出迎えたのは――。バルサの帰郷は、山国の底に潜んでいた闇を目覚めさせる。壮大なスケールで語られる魂の物語。読む者の心を深く揺さぶるシリーズ第2弾。

守り人シリーズ第二弾!
チャグムとかタンダとか出てくるのかな~とちょっと期待していたのですが、出てきませんでした…今頃どうしているんだろう。(特にチャグム!)

文庫あとがきで、闇の守り人は大人に人気があったと書いてあったのですが、私もこちらの方がどちらかといえば好きかもしれません…前作もよかったのですが、陰謀とか策略とか隠された過去とか嘘で塗り固められた現実とか…わくわくしつつも、世間の醜さを思い起こさせるというのが私は好きです。あと、バルサが過去と向き合うというのも読んでいて胸にしみましたー…綺麗事ばかりじゃないのが現実だけど、愛情も憎しみも、なんでこんなことになっちゃったんだっていうやるせない思いも、全部を受け止めて自分からもさらけだして。バルサはこれから、自分のために生き始めるのかしら?

文庫で読んでいるので、次の巻も早く文庫になればいいなと思います!
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