妖怪アパートの幽雅な日常

香月日輪■■■

夕士が高校入学と同時に始めた、あこがれの下宿生活。幼い頃に両親を事故で亡くしたため、早く独り立ちをするのが彼の夢。ところがそこには、ちょっと変わった、しかし人情味あふれる“住人たち”が暮らしていた…。

自分の限界を感じた…
歳と読む本の釣り合いがとれてないことをひしひしと。
もっと昔に読んでいたら、受ける印象も違っていたんだろうなぁ。

しょっぱなから
「俺だって一度はお前とやりたかったさ、稲葉」
の言葉に「何を！？」とどきどきしてしまった自分が嫌だ。
腐ってる、私ってば腐ってるよ…！
殴り合いですよね、拳と拳のぶつかり合い。
男の子って、こうやって友情を深めていくんだものね！

あと龍さんの髪の毛が入ったペンダントをもらうあたりで、
『変な意味にとられなかっただろうか？　変な意味って？』
と自問自答しちゃうところがまたなんとも…（以下略）

落ち着いて考えてみれば夕士って結構可愛い奴だなぁと今思いました。
思い出とお守りにペンダント持ってるって…乙女か！（笑）

てっきりるりるりとの恋物語でも始まるかと思いきや、そんなことはなかったです。
なんでよりによってるりるりだと思ったんだろう…
料理に関する描写が多くを占めているように思えたからかしら。
手がきれいで料理上手なお姉さん（？）…いいと思います。嫁に欲しい！

あと長谷の裏番長っぷりが気になります。（笑）