キノの旅

時雨沢恵一

「キノはどうして旅を続けているの？」
「ボクはね、たまに自分がどうしようもない、愚かで矮小な奴ではないか？　ものすごく汚い人間ではないか？　なぜだかよく分からないけど、そう感じる時があるんだ。……でもそんな時は必ず、それ以外のもの、例えば世界とか、他の人間の生き方とかが、全て美しく、素敵なもののように感じるんだ。とても、愛しく思えるんだよ……。ボクは、それらをもっともっと知りたくて、そのために旅をしている様な気がする」
――短編連作の形で綴られる人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。今までにない新感覚ノベルが登場！

友達にすすめられて読んでみた。

なんとなく好きかな？　と思いました。
昔話とかが持っている残酷性を含んでいて、それがなんだか懐かしい。

銃の手入れとかが細かく書いてあって楽しいです。（笑）
いやもう私の超個人的なシュミですが、拳銃的なものとかライフル銃とかスナイパーとか（ちょっとずれた）にときめいてしまいます！
朝訓練するということがさらっと書いてあるだけでもいちいちにんまりしながら読みました。

とにかく噂のあとがきが気になるので、次の巻も読んでみようと思っています。