超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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時雨沢恵一
砂と岩の砂漠の真ん中で、キノは空を見上げていた。晴れている。
頭を下げて、石造りの口を開ける井戸を見た。涸れている。
「だから言ったとおりだよ。最初からこれじゃあ旅なんて無理だよ。キノ。旅人に一番必要なのは、決断力だよ。それは新人でも、熟練の旅人でも同じ。違う?」
「いいや、エルメス。それはきっと運だよ。旅人に一番必要なのは、最後まであがいた後に自分を助けてくれるもの。運さ」
人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。短編連作の形で綴られる、今までにない新感覚ノベル第2弾!!
なんだかくせになりそうな文体です。なんだろう、なんでだろう…。
話の題材も、いちいちうぅむと考えさせられるようなものなのに、あっさり読んじゃえます。
兎の解体の描写とかがいちいち細かくって、なんだか自分でも兎をさばけそうな気になりました。
作者紹介のところとか、1のときの「集合写真」には思いきりふきだしてしまったけれど、今回も「作者近(×300)影」にも思わず笑ってしまいました……。確かに。
噂のあとがきも拝めました! なるほど、素敵なあとがきです。
他にもヴァリエーションがあるのかしら、とちょっとどきどき。
次の巻も読んでみようと思いました。
話の題材も、いちいちうぅむと考えさせられるようなものなのに、あっさり読んじゃえます。
兎の解体の描写とかがいちいち細かくって、なんだか自分でも兎をさばけそうな気になりました。
作者紹介のところとか、1のときの「集合写真」には思いきりふきだしてしまったけれど、今回も「作者近(×300)影」にも思わず笑ってしまいました……。確かに。
噂のあとがきも拝めました! なるほど、素敵なあとがきです。
他にもヴァリエーションがあるのかしら、とちょっとどきどき。
次の巻も読んでみようと思いました。
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