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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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執筆前夜―女性作家10人が語る、プロの仕事の舞台裏。

恩田陸―時間とお金を費やしても後悔させないものにしたい
三浦しをん―自分の感覚を掘り下げる
角田光代―たった一つでも「共感」があれば、書ける
酒井順子―普通の中にあるものを、徹底して見つめる
加納朋子―平凡で普通だから書けるものがある
群ようこ―自分自身で見つけることが大事
中村うさぎ―自分の体は自分だけのもの。経験を「言葉」にする
野中柊―書くという行為は、祈りにも似て
林あまり―人との出会いがすべて何かにつながる
鷺沢萠―書くことが好きな人が書く。それが基本

人気女性作家のインタビュー集。
三浦しをんさんが載っていたので読んでみることに!

作家の作家になるまでの話とか、生い立ちとか、人生経験とか、そういう話を読むのは好きなのでとても興味深く読ませてもらいました。
知らない作家さんも多いかな?と思っていたのですが、代表作を見たら大体知っている本ばかりでした。(まぁそりゃ人気作家なわけだからな…/汗)

やはり人それぞれで書くスタンスとかが微妙に違っているのだけど、みなさん本は昔からたくさん読んでいた方ばかりで…やはり本を読むのは大事なのですよね。
あと、書くことを結構あっさりおっしゃっているから、気軽なもののように思える。実際問題、そんな簡単じゃないと思うけれど…。

恩田陸さんの
理解されなくてもいいから、芸術的なものをつくろう、というふうにはまったく思ってないですね。とにかく読んで面白いもの、自分が読んで面白いもの、読んで後悔しないものを書こうというのは、最初からありました。
というお言葉に、なんだかはっとさせられました…。エンターテイナー!

作家って仕事には、憧れを抱いてしまいます。執筆は家でひとりでする作業だし、ヒットすれば印税ガッポガポ入ってくるし…(そこか/笑)
けれど、本の印税は定価の10%なわけで、それはつまり400円の文庫が一冊売れると40円作家に入ってくるってことなのですよね。たくさん売れればいいけれど、何百ページも書いて40円の仕事って…よく考えたらやってられないような金額だよなぁって思います。
そういう面も含めて、作家さんって凄いと、あらためて思いました。
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