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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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図書館戦争
有川浩

正義の味方、図書館を駆ける!―公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として『メディア良化法』が成立・施行された現代。超法規的検閲に対抗するため、立てよ図書館!狩られる本を、明日を守れ。

図書館の自由が侵される時、我々は団結して、あくまで自由を守る。――公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として「メディア良化法」が成立・施行された現代。超法規的検閲に対抗するため、図書隊は立ち上がる。狩られる本を、明日を守れるのか?

司書の先生からのおススメで読んで見ることに。9月に図書館で予約して、2月にようやく来たっていう本です。(笑)大人気! 本屋大賞の候補作でもあります。

とにかく、面白い。
図書館で銃撃戦、ってところでもうすでに面白い。
もう設定とかに無茶がありありなんだけど、いちいちつっこんだりもしちゃうんだけど、それも逆にぶっ飛んじゃってて面白い。

未来の図書館司書(資格保有者)候補としては、とても興味深い本でもありました。授業で習ったこととリンクしている部分が多々あって、教科書引っ張り出してきたり。(笑)ここでは銃撃戦になっちゃうわけだけど、そんなことにはならないにしても、実際図書館で問題とされている事柄が取り上げられていて、うまいな~と思いました。

話は…ハードボイルド?(笑)ではないか。
郁は典型的な猪突猛進タイプの主人公で、堂上教官もこの主人公にこの教官ありってふうな典型的なタイプなんだけれど、いちいち私の胸をくすぐります。(笑)
著者自身「月9」と言ってるだけあって、ラブも見所満載! チビ堂上の手塚も好きよ!ああいうまさしく優等生タイプって惹かれます。もちろん小牧さんみたく笑顔でバッサリ切る人も大好きさ!

「ちょっとそれは如何なものか…」と感じる部分もあったし、「なんでこれをハードカバー?」とかもちょっと思ったのだけど(ラノベの文庫でも良さそうだし、その方が手に入れやすい)(売れてるんだからハードカバーの方が利益になるかも知れないけれど…それに一冊でおさまらないかもしれないしね)そんな諸々のことは置いといて、面白いと思える話だったと思います。
でもシリーズ出ちゃうとダレてくるんじゃないだろうか…どうなんだろう。
続きは読めるかわかりませんが、(図書館で予約しても読めるの相当先だしなー/汗)いつか読めたらいいな。

よくよく考えてみれば、私の大好きな軍隊モノと、図書館と、ラブが同時に楽しめちゃうっていうすごい話なのですよこれ。私の求めていたものはこれなのかもしれない…!(笑)あとは眼鏡キャラが出てくれば言うことない。(私の好み上は)(軍隊+図書館+眼鏡=最強!/笑)
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