貴族探偵エドワード 赤き月夜に浮かぶもの

椹野道流

花の大都会・ロンドラ。生粋の貴族で、天使のごとき美貌の持ち主・エドワードは、今大注目の名探偵！　執事な守り役・シーヴァ、居候の少年･トーヤと、難事件を一刀両断！（希望！）ある日の午後、エドワードをライバル視する刑事・ケビンがやってきた。どうやら、巷を騒がせる連続殺人犯「見境のない吸血鬼」に手を焼いているらしい。知恵を貸すことにしたエドワードだが！？　大人気、英国風ミステリアス・ストーリー第3弾！！

あなたはもう立派な大人ですが、幾つになられても、わたしにとっては可愛くて大事なエドワード坊ちゃんです。

シーヴァが大好きだ！　執事な守り役！
そっとハグしてくれるところもいいし、御髪とか言っちゃうところもいい！　おぐし！
私もシーヴァに優しく起こされたい…そして、寝癖を直してもらいたい…！（寝癖を直してもらい隊とかどうだろう）（自分で言っててよくわからなくなってきた/汗）

新キャラにも大注目☆
前巻から出てる先輩にはあまり興味がない（こら）んだけど、今回出てきた変わり者の発明家には期待しています。なんたって、眼鏡キャラ…！（笑）
何か足りないと思ったら、眼鏡キャラだったんだよ！　あとがきで、また眼鏡キャラが増えるとのことでしたので、次が楽しみです。

作品全体に漂う優しい雰囲気と、英国風なセリフまわしにうっとりします。外国の探偵モノとか読んだことないけど、こんなかんじなんだろうか…。まぁ、ミステリというより、ミステリアス・ストーリーなんだけれどね。