超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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宮部みゆき
僕は運命を変えてみせる―。
小学五年生の亘は、成績はそこそこで、テレビゲームが好きな男の子。大きな団地に住み、ともに新設校に通う親友のカッちゃんがいる。街では、建設途中のビルに幽霊が出るという噂が広がっていた。そんなある日、帰宅した亘に、父は「この家を出てゆく」という意外な言葉をぶつける。不意に持ち上がった両親の離婚話。これまでの平穏な毎日を取り戻すべく、亘はビルの扉から、広大な異世界―幻界へと旅立った!
剣と魔法と物語の神が君臨する幻界でワタルを待ち受けていたのは、さまざまなモンスターに呪い、厳しい自然、旅人に課せられた数々の障害だった。大トカゲのキ・キーマ、ネコ族のミーナらとともに、ワタルは五つの宝玉を獲得しながら幻界の旅をつづける。先をゆくライバル、ミツルの行方は?ワタルの肩にかかる幻界の未来は?胸躍る場面が次々展開する和製ファンタジーの金字塔!
天空を翔るファイアドラゴン、ジョゾの背に乗って北の帝国に向かうワタルたち。目指すは皇都ソレブリアにそびえる運命の塔。が、うちつづく闘いに傷つき、命を失う仲間もあらわれ…。ミツルとの死闘を制し、ワタルは女神と出会うことができるのか?現世の幸福と幻界の未来。最後に選ぶべきワタルのほんとうの願いとは―。運命に挑んだ少年の壮大なる旅を描いて、勇気と感動の涙をもたらす記念碑的超大作、ついに完結!
読了後第一声。
ミツルは…?
映画になって話題だったこの本。
宮部みゆきさんの本は読んだ事がなかったので、どんな文章なのかどきどきしながら読みました。
これは、児童書(ヤングアダルト?)だったのね。一般書の棚に置いてあったのでてっきり一般書かと…。そうか、児童書か。
文章は三人称多元描写(だよね?)のいわゆる『神の視点』ってヤツに、たまにイラっとさせられました。「今この本を読んでいる人にはわかると思うが~」的な部分が ね。作者と読者の優劣に堪えられないよ私。
友達が「ミツル!」と叫んでいたので、とにかくミツルに注目して読むことに。
――初恋ぐらいしろよ、か。
の後に『3.転校生』ときたものだから、「あぁ、ここで亘はミツルに出会って恋をするのね、なるほど」と妙に納得してしまいました。
それにしても、ミツルは美鶴だったのね。美しい鶴…! とても素敵な名前です。
異世界に行くまでが長い! と聞いていたとおり、ほんとに長かったです。
やたらと「ゲームの~」が出てくるので、身の置き場に困ってしまった…。ゲームはしないので、ゲームする人には「そうそう、そういうのだよね!」って思えるのかもしれないけど、私には何のこっちゃさっぱりぽんなのですよね…。
置いてけぼりにされながら、とりあえず坦々と読み進めて行くも、なかなかミツルが出てこない。どこに行ったんだろうミツル…。
下巻まで出てこないかもしれないとあきらめかけていたら、気付くとワタルがピンチに陥っていて(ミツルに集中し過ぎ/汗)あら大変!
次は誰が助けてくれるのかしら、と思いながらページをめくった瞬間に、数十行先のセリフに目を奪われました。
「ここだ」
ミツル…!(きゅんっ)
なんだよお前そんなところに居たのかよもう早く出て来いよ! と言いながら読むペースが一気にアップ☆
ミツルは本当にかっこよすぎだよ…なんだあの子。
下巻は…なんだかだんだん読むのにダレてきて、あまり内容を覚えていない(汗)
けれど、どんどんミツルが悪者チックに映っていって、なんだか悲しかった、よ。しかもあまり出てこないし。
ミツル好きにはショッキングな結末でした。かといってワタルに感情移入も出来そうになかったし……ううん、身の置き場がないなぁ……。
ほんとにちょっと長すぎるんでない? と思うページ数でした。
なんか、私自身が魔物(書物)をやっつけたような気分になります。(笑)
映画見たらまた感想も変わるかもしれない!
ちょっと映画も見てみたいな、と思いました。
ミツルは…?
映画になって話題だったこの本。
宮部みゆきさんの本は読んだ事がなかったので、どんな文章なのかどきどきしながら読みました。
これは、児童書(ヤングアダルト?)だったのね。一般書の棚に置いてあったのでてっきり一般書かと…。そうか、児童書か。
文章は三人称多元描写(だよね?)のいわゆる『神の視点』ってヤツに、たまにイラっとさせられました。「今この本を読んでいる人にはわかると思うが~」的な部分が ね。作者と読者の優劣に堪えられないよ私。
友達が「ミツル!」と叫んでいたので、とにかくミツルに注目して読むことに。
――初恋ぐらいしろよ、か。
の後に『3.転校生』ときたものだから、「あぁ、ここで亘はミツルに出会って恋をするのね、なるほど」と妙に納得してしまいました。
それにしても、ミツルは美鶴だったのね。美しい鶴…! とても素敵な名前です。
異世界に行くまでが長い! と聞いていたとおり、ほんとに長かったです。
やたらと「ゲームの~」が出てくるので、身の置き場に困ってしまった…。ゲームはしないので、ゲームする人には「そうそう、そういうのだよね!」って思えるのかもしれないけど、私には何のこっちゃさっぱりぽんなのですよね…。
置いてけぼりにされながら、とりあえず坦々と読み進めて行くも、なかなかミツルが出てこない。どこに行ったんだろうミツル…。
下巻まで出てこないかもしれないとあきらめかけていたら、気付くとワタルがピンチに陥っていて(ミツルに集中し過ぎ/汗)あら大変!
次は誰が助けてくれるのかしら、と思いながらページをめくった瞬間に、数十行先のセリフに目を奪われました。
「ここだ」
ミツル…!(きゅんっ)
なんだよお前そんなところに居たのかよもう早く出て来いよ! と言いながら読むペースが一気にアップ☆
ミツルは本当にかっこよすぎだよ…なんだあの子。
下巻は…なんだかだんだん読むのにダレてきて、あまり内容を覚えていない(汗)
けれど、どんどんミツルが悪者チックに映っていって、なんだか悲しかった、よ。しかもあまり出てこないし。
ミツル好きにはショッキングな結末でした。かといってワタルに感情移入も出来そうになかったし……ううん、身の置き場がないなぁ……。
ほんとにちょっと長すぎるんでない? と思うページ数でした。
なんか、私自身が魔物(書物)をやっつけたような気分になります。(笑)
映画見たらまた感想も変わるかもしれない!
ちょっと映画も見てみたいな、と思いました。
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