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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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伯爵と妖精―すてきな結婚式のための魔法 (コバルト文庫)
谷瑞恵

数々の障壁を乗り越えて、やっと結婚式を迎えることとなった妖精博士のリディアと妖精国伯爵エドガー。歴代の青騎士伯爵の結婚式に必ず招待しなければならないという5人の妖精から祝福を受けたが、実は6人目の妖精がいて、「結婚式など台無しにしてやる!」と宣言されて!?昔、エドガーと何かあったらしい少女も現れて、雲ゆきはどんどん怪しくなり…。二人の結婚式、何かが起こる。

念願の結婚式です…!おめでとう!!

あれ、でも色んな困難って乗り越えてたっけ?と思いながらあらすじを読んでいたら、どうも私は数々の障壁を乗り越えた部分が未読だったようで…肝心の結婚に至る巻を読んでいない…!ひぃっ!
慌てて図書館で予約したのですが、こっちの貸し出し期限がもう切れてしまうので、思い切って読んでしまいました(笑)。おかげで感動も薄れてしまっているんじゃないかな…いや、じゅうぶん良かったと思いますけれども、やっぱりちゃんと順番通り読みたかった…orz

結婚目前だというのに問題が降りかかって来るわ、すれ違うわで…大変でしたね伯爵!(笑)(エドガーが困ると楽しいっていう…)この巻だけでも相当のすれ違いがあったように思います。まぁそれも、痴話喧嘩だと思えば微笑ましいものなのですけれど。
お互いに相当酷い態度を取っちゃって…でも酷い事を言われて腹を立てているとかじゃなくて、相手を傷つけてしまったから悩んでしまい、自分はもう嫌われてしまったかなと落ち込んでいる所が凄く良いなぁと。結局はお互いに相手の事ばっかり考えているのですよね。だから痴話喧嘩だって言うんだよ…!

にしても、結婚式の夜にあれはないだろうと…エドガーは結局ヘタレ道まっしぐらなんだな。そしてその反動か明るいうちからなにやってんですか伯爵!(笑)その上危険の迫る場面での「さっきはまだまだ愛し足りなかった。あんなものだと思われたまま死にたくない」意味深発言来ました。えっと、うん、伯爵…あれだね、きっと待ちに待った展開に色々と突っ走っちゃった所があったんでしょうね(勝手に解釈)。ドンマイ☆

今回はレイヴンも可愛かった!ニコ大好きっ子っぷりが可愛すぎる…相変わらずズレた所がまた可愛い。リディアを引き留めておきたいと必死になるあまりに食べ物をすすめ、食べ物につられて結婚したんじゃないと言われればじゃあ何につられて結婚したのかと真顔で返す。そんなレイヴンが好きです(笑)。

そしてこの巻のオチの部分でもあった、リディアの侍女決定なんですけれども…えっと、凄く残念なお話なのですが、誰だったか覚えてません…。いやだって、一巻飛ばしちゃってて…その前は短編集だったから、本編の内容そんなに覚えてなくて…(汗)とにかく、ちゃんと一冊前を読もうと思いました。

相変わらずプリンス絡みの件はまだ解決していないようで、怪しげな動きもありますし。でも逆にほっとしました。これが解決するまで伯爵と妖精シリーズは終わらないはず!結婚の次はご懐妊とかいう展開もあるのだろうか…色々と今後も楽しみです!
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