忍者ブログ
超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
最新記事
(05/31)
(03/05)
(01/19)
(12/08)
(09/05)
(08/23)
(07/31)
ブログ内検索
[196] [195] [194] [193] [192] [191] [190] [189] [188] [187] [186]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

NO.6 [ナンバーシックス] ♯3 (講談社文庫)

これだから、人間はやっかいだ。深く関わりあえばあうほど、枷(かせ)は重くなる。自分のためだけに生きるのが困難になる。火藍(からん)から沙布(さふ)が治安局に連行されたことを告げるメモを受け取ったネズミはそれをひた隠すが、事実を知った紫苑(しおん)は救出に向かう決心をする。成功率は限りなく0に近いーー物語は疾走する!

紫苑は言葉を切り、躊躇うように目を伏せた。
「きみに出逢えてよかった」


全国の乙女が絶叫したであろう3巻、とうとう文庫化です。(笑)
久しぶりに読んだのですが、何度読んでも動悸が…! そんでもって、顔とか真っ赤になっちゃう! なんだよもう紫苑さんはよ! 天然なんだから始末に終えないです。
(「躊躇うように」って、一応躊躇ったんだね紫苑さん…!笑)

やはり上記のシーンと、あとネズミと紫苑が愛を誓い合う(違)シーンが好きです。シチュエーションとか、すごくドラマティックだと思います。それ以上にネズミと紫苑っていうキャラクターが、文章世界から生々しく立ち現れる。頭の中でリアルに二人の様子が思い浮かばれ、迫ってくる。あぁ、ほんといいシーンだ。好き、好きすぎる…!

ネズミの足グセの悪さ(?)や、ひん曲がった性格も見所だと。お手入ればっちりの足、ぜひとも拝みたい…!(笑)にしてもネズミは足を叩かれてばかりだな。

9月には#6が発売されますね。楽しみなような、怖いような…。フクザツ!
PR
忍者ブログ [PR]