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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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ねこのばば
畠中恵

犬神や白沢、屏風のぞきに鳴家など、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいる日本橋大店の若旦那・一太郎に持ち込まれるは、お江戸を騒がす難事件の数々―愛嬌たっぷり、愉快で不思議な人情妖怪推理帖。名(迷?)脇キャラも新登場で、ますます賑わう「しゃばけ」シリーズ第三弾。

世の中全ての心配をするつもりは、佐助には無い。
(大事なのは、ただ一つだよ)


今回も楽しく賑やかな短編集でした~。タイトルどうなの?ってちょっと思ったけれど…(苦笑)

佐助の過去話にはほんと胸が痛みます。当たり前なんだけど、佐助は長く生きてきた中でたくさんの人に出会ってきて、大切な人も幾人もいたんだよな。今が若だんな命!なだけにちょっと嫉妬しちゃう…(笑)
でも、もう絶対に失いたくないっていう、その想いはすごくわかりました。若だんなはもう少し兄やたちの気持ちも察して、多少はおとなしくして欲しいな~(放蕩息子になっちゃ駄目だよ!笑)
でも、どんなときでも「若だんな一番!」で駆けつけてきてくれる手代達がいて、若だんなはほんとに幸せ者だな。

個人的には今回は仁吉の出番が少なくってちょっと残念でした。(佐助も好きだけど仁吉も大好き!)
今後若だんながどんな事件に遭遇して、どういうふうに成長していくのかがとても楽しみです!続きも読む!
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