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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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リストランテ・パラディーゾ
オノ・ナツメ

老眼鏡紳士がおもてなし!
新鋭オノ・ナツメが贈る待望の新作。オトナの“小さな恋のメロディ”。

元気娘ニコレッタが出逢ったのは、従業員は老眼鏡紳士のみ(女性客に大人気)という少し不思議なお店で…!?
優しいクラウディオ、小言の多いルチアーノ、モグほっぺのジジ、豪気なテオ……この連中、素敵すぎます!
「紳士萌え」という新たなジャンルを打ち出したオノ・ナツメの極上単行本。
描きおろし短編「休日の昼食」15p収録!

友達に「老眼鏡紳士の話、読んでみない?」と言われて借りて読んだのですが。

好きだ!

もう、この一言につきる。ほんとに。やばい。悶え死ぬ。きゅん死にしそう。やばい。ほんとやばい。

老眼鏡紳士万歳!イタリア万歳!
眼鏡スキーにはたまらない作品だと思います。ほんとに、眼鏡最高だよ。それに加えて紳士!もうノックアウトです。

なにがって、やっぱりクラウディオですよ、クラウディオ!
かーっ!
し ん し ! し ん し !(紳士コールはいりました~)


お話について全く触れてない……(汗)
ええとですね、お話も絵柄も、可愛らしくてとても良い雰囲気が漂っていて素敵です。
舞台はイタリア(だよね?だって『イタリア老眼鏡紳士物語』って書いてあるし)なので、ときたま「グラーツィエ」とか「ブォンジョールノ」とかってイタリア語らしき(イタリア語わからないもので…)言語が飛び交うのですが、それがまた良い。
むちゃくちゃイタリア語がやりたくなりました!
第二外国語はフランス語なもので。だって千秋先輩が留学なんてするから…(のだめ)

一番の見所はニコレッタに襲われる(笑)クラウディオですかね。
「困ります…」
の所のクラウディオは凄く色っぽい。なんだあの色気。これが紳士の色気なのか……!ビバ・眼鏡紳士☆

老紳士に今まで興味がなかったわけではないですけれど、どうせなら若い方が好きだと今までなら思っていました。けれども、これはもう意識改革をするしかありません。老紳士万歳!
やはり、歳を重ねてこそ、男の色気も出るし、深みも出るんでしょうね。

あと、オビを羽海野チカさんが書かれているのには思わず笑みがこみ上げてきました(笑)
羽海野さんも眼鏡好きだものね…私もクラウディオが好きよ。

「老眼鏡紳士萌え」というのは本当に新たなジャンルですよね。凄いです。
私はいずれジャンル分類が「眼鏡」の小説を書いてみたいと思っていたので(恋愛小説・歴史小説・推理小説・ファンタジー小説・眼鏡小説、みたいに…)これは新しい!と本当に感激してしまいました。見習わなければ…!

本当に、一度読んでみられることをおススメします。
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