おおきく振りかぶって 7

ひぐちアサ

全国高等学校野球選手権埼玉大会。昨年の優勝校相手に全力を振り絞る、全員１年生の新設野球部・西浦高校。試合は強まる雨の中、１点を争う接戦になった。格下とみられていた西浦の健闘は、強豪・桐青をついに本気にさせる！駆け回る選手、声からす観客、汗と涙と青春のキラキラがつまった白熱のゲームは７回裏から。「夏の初戦」はまだ終わらない！

「まだ終わらない！」じゃないよ…！
あんまり焦らされ過ぎるとどうにかなっちゃうよ！　何プレイですか！？（違う）
そんなわけで桐青戦、まだ終わりません。

三橋のワイルドピッチのシーンが、もうなんか泣きそうになっちゃってさ…み、みはし…！
シャワールームのとことかも、見てて痛々しくて。
でも阿部くんさ、「ションベン？」で後つけていくのはちょっと問題が…（汗）
何のぞきに行ってんの！？　と思わずつっこまずにはいられなかった　よ。

田島と三橋はなんであそこまでわかりあえているんだろう…。可愛いよね。ふたり。（きゅんっ）

田島と準太の対決（？）の途中でりおちゃんが
「ピッチャーがんばれー！！！」
って言うところは、りおちゃんの愛を感じました。（ちょっと違う）
思わず叫ばずにはいられない、その感じ。うん、うん…っ（涙目）

準太の
「オレはシンカーはあんまり好きじゃない」
「でも和サンがいいっつうから投げてきて　桐青のエースになれたんだ」
「和サンもシンカーも　信じて投げろ！！」
のところはほんとに、なんていうか、もう…。準太って、ほんとに…。
田島は田島で悔しいしさ。どっちを応援すればいいのかさっぱりだよ…！

あぁでもあのあとの大事な場面で水谷くんだと知ったときは「もう駄目だ！」って思わず叫んじゃったよ…（酷）
ごめんよ、フミキ。
「……オレは　ビックリしちゃったよ」
のところのフミキに計らずもどきっとしてしまった。
フミキってチャラいイメージがずっとあったんだけど（酷い）、ほんと、できる子なんだよね。あらためてフミキを見直しました。

阿部の「二度と逆らうな！！」発言には、もうなんかこの子たちほんとに大丈夫？　と心配になってしまった…
二人の関係がビミョーなバランスで成り立っているのが垣間見えたっていうか、むしろ二人の関係は初めから間違っていて、もう今となっては解けないくらい絡まりあっているような気がして…。
そんなことはないと思いたい。
なのに、いつか崩れてしまうんじゃないかと思わずにはいられない。

それにしても、逆転に次ぐ逆転…！
なにこのハラハラドキドキの展開は！
でも試合ってこうだよね。最後までわからないんだよね。諦めたらそこで終わりなんだよね…！

次の巻、いつ出るんだろう…。