超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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進展するとみえて、なかなか思うようにすすまない勝利とかれんの「秘密の恋」。互いの心が見えなくて、不安になったりもしたけれど。そんな気分をすべて洗い流したくてふたりで来た鴨川。思いっきり海ではしゃいだその帰り、外房線の不通というアクシデントが。「……今日は、鴨川にいない?」消え入るようなかれんの言葉の意味が、ようやく理解できたとき勝利は――。はじめてのふたりだけの夜。
村山由佳さんの代表作「おいしいコーヒーの入れ方」シリーズです。
小説を読まない友達が「面白い!」と言って必死で読んでいたり、「この作家が一番好き!」と言っている友達がいた事から、つられるようにして読んでみました。
NHKでラジオドラマ化もされているので、ラジオドラマの方は聴いたことがあったのですけれど。
ジャンプ・ノベルに掲載されていたこともあって、普段小説を読まない人の層向けに書かれたもののようでした。
いや、それが悪いとか言うんじゃなくってですね。なにかこう、なつかしい、少女小説を思い出すというか・・・。
大変読みやすかったです。
かれんの描写が凄く可愛くって、勝利がかれんのこと大好きなんだなぁっていうのが凄く伝わってきます。
おっとりした話し方とか、すき、だなぁ。
でもあまり好んで恋愛小説を読まない私といたしましては、少々糖度が高くてついていけないと思うところもありました。
海で水かけ合ってるところとか。(…)
ほらさ、浜辺で追いかけっこしながら
「私をつかまえてごらんなさい」「まてよぉ」「うふふふ」「あははは」
みたいな風景が私の頭をよぎってしまって、どうしても物語の中の二人との気持ちのギャップが埋められなかったよ・・・ごめん、ちょっと笑っちゃったよ。(こら)
至って真面目にひと夏の思い出作りをしている二人の気持ちの昂ぶりから、置いてけぼりをくらってしまいました。
けれど同時に一番私のつぼに入ったシーンでもあります。
海で遊ぶのに夢中になるなか、ふと我に返れば、目の前の愛しい人と自分を隔てるものは水着という薄い布切れ一枚。高鳴る鼓動。顔を見合わせた二人は……みたいな、ね☆
私がひねくれているから認識がズレてしまっただけで、とてもロマンチックなシーンだったのではないでしょうか。
そして、全体的に甘いムードでもあまり違和感なく読めてしまうのは、やはり作家の技術なんだろうなぁと思いながら読みました。
うぅむ。流石はプロ。
このシリーズは巻数をとびとびにしか読んだ事がないので、きちんと全巻通して読みたいと思います。
小説を読まない友達が「面白い!」と言って必死で読んでいたり、「この作家が一番好き!」と言っている友達がいた事から、つられるようにして読んでみました。
NHKでラジオドラマ化もされているので、ラジオドラマの方は聴いたことがあったのですけれど。
ジャンプ・ノベルに掲載されていたこともあって、普段小説を読まない人の層向けに書かれたもののようでした。
いや、それが悪いとか言うんじゃなくってですね。なにかこう、なつかしい、少女小説を思い出すというか・・・。
大変読みやすかったです。
かれんの描写が凄く可愛くって、勝利がかれんのこと大好きなんだなぁっていうのが凄く伝わってきます。
おっとりした話し方とか、すき、だなぁ。
でもあまり好んで恋愛小説を読まない私といたしましては、少々糖度が高くてついていけないと思うところもありました。
海で水かけ合ってるところとか。(…)
ほらさ、浜辺で追いかけっこしながら
「私をつかまえてごらんなさい」「まてよぉ」「うふふふ」「あははは」
みたいな風景が私の頭をよぎってしまって、どうしても物語の中の二人との気持ちのギャップが埋められなかったよ・・・ごめん、ちょっと笑っちゃったよ。(こら)
至って真面目にひと夏の思い出作りをしている二人の気持ちの昂ぶりから、置いてけぼりをくらってしまいました。
けれど同時に一番私のつぼに入ったシーンでもあります。
海で遊ぶのに夢中になるなか、ふと我に返れば、目の前の愛しい人と自分を隔てるものは水着という薄い布切れ一枚。高鳴る鼓動。顔を見合わせた二人は……みたいな、ね☆
私がひねくれているから認識がズレてしまっただけで、とてもロマンチックなシーンだったのではないでしょうか。
そして、全体的に甘いムードでもあまり違和感なく読めてしまうのは、やはり作家の技術なんだろうなぁと思いながら読みました。
うぅむ。流石はプロ。
このシリーズは巻数をとびとびにしか読んだ事がないので、きちんと全巻通して読みたいと思います。
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