超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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藤崎可南子は就職活動中。希望は出版社、漫画雑誌の編集者だ。
ところがいざ活動を始めてみると、思いもよらないことばかり。「平服で」との案内に従って豹柄ブーツで説明会に出かけると、周りはマニュアル通りのリクルートスーツを着た輩ばかりだし、面接官は「あーあ、女子はこれだからなー」とセクハラまがいのやる気なし発言。これが会社?これが世間てもの?こんな下らないことが常識なわけ?悩める可南子の家庭では、また別の悶着が・・・・・・。
格闘する青春の日々を、斬新な感性と妄想力で書く、新世代の新人作家、鮮烈なデビュー作。
直木賞作家の三浦しをんさん、デビュー作です。
エッセイの方は読ませてもらって本当に楽しかったのですが、こちらの方もなかなかお気に入りです!
主人公は、しをんさん自身をモデルとなさっているのかしら?
しをんさんは、就職活動中の出版社で見初められてデビューに至られたのですものね!
可南子の境遇は、私の数年後のように思えてなりません・・・。(苦笑)そのためか、とても感情移入しながら読みました。
「漫画を読んでお金をもらえるなんて、一石二鳥だわ」的な考えで漫画の編集者を目指すという、ちょっと不純にも思えてしまえる動機ですけれど、素直に自分の欲望のままを実現して生きようとする姿は、とてもすがすがしい。
それに、相当な量の漫画を読んでいて、きちんと漫画の勉強ができている点は、そこらの漫画好きには出来ない芸当だと思います。
出版社の就職試験が本当にあのようなものならば、かなり幻滅してしまいます。夢を抱いていた方としましては、かなりショックです。
大手出版社の名前を、モロわかるように表記してありましたが(苦笑)あれはいいのですかね・・・?評判落ちちゃうんじゃないかしら。
でもいくら酷い待遇であろうと、出版社に入社したいって思っている輩はたくさんいますものね。凄い人気職だな出版社は。
出てくるキャラクターでは谷沢と西園寺さんが好きです。(笑)
谷沢は特にいい・・・!旅人くん大好きなところとか、いい・・・!(結局そこかよ)
もちろん二木くんも好きだよ!
あと、少し気になったのは、あおり文句の「感性と妄想力で書く」ってところです。
感性で書く作家って、今流行なのですかね?私にはまったくほめ言葉に思えないのですけれど。
しをんさんは昔からとても読書をなさっている方で、漫画にも文学にも相当精通されていると解釈しているのですけれど。感性と妄想力だけでは書けないんじゃないのかなぁ。
・・・注目する点が細かすぎですね。(苦笑)
ますますしをんさんファンになってしまいました。
他の作品もどんどん読んでみようと思います。
エッセイの方は読ませてもらって本当に楽しかったのですが、こちらの方もなかなかお気に入りです!
主人公は、しをんさん自身をモデルとなさっているのかしら?
しをんさんは、就職活動中の出版社で見初められてデビューに至られたのですものね!
可南子の境遇は、私の数年後のように思えてなりません・・・。(苦笑)そのためか、とても感情移入しながら読みました。
「漫画を読んでお金をもらえるなんて、一石二鳥だわ」的な考えで漫画の編集者を目指すという、ちょっと不純にも思えてしまえる動機ですけれど、素直に自分の欲望のままを実現して生きようとする姿は、とてもすがすがしい。
それに、相当な量の漫画を読んでいて、きちんと漫画の勉強ができている点は、そこらの漫画好きには出来ない芸当だと思います。
出版社の就職試験が本当にあのようなものならば、かなり幻滅してしまいます。夢を抱いていた方としましては、かなりショックです。
大手出版社の名前を、モロわかるように表記してありましたが(苦笑)あれはいいのですかね・・・?評判落ちちゃうんじゃないかしら。
でもいくら酷い待遇であろうと、出版社に入社したいって思っている輩はたくさんいますものね。凄い人気職だな出版社は。
出てくるキャラクターでは谷沢と西園寺さんが好きです。(笑)
谷沢は特にいい・・・!旅人くん大好きなところとか、いい・・・!(結局そこかよ)
もちろん二木くんも好きだよ!
あと、少し気になったのは、あおり文句の「感性と妄想力で書く」ってところです。
感性で書く作家って、今流行なのですかね?私にはまったくほめ言葉に思えないのですけれど。
しをんさんは昔からとても読書をなさっている方で、漫画にも文学にも相当精通されていると解釈しているのですけれど。感性と妄想力だけでは書けないんじゃないのかなぁ。
・・・注目する点が細かすぎですね。(苦笑)
ますますしをんさんファンになってしまいました。
他の作品もどんどん読んでみようと思います。
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