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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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彩雲国物語―青嵐にゆれる月草
雪乃紗衣

新たな職場・御史台で働き始めた紅秀麗。新米の監察御史として、天才で天敵の美青年・陸清雅と張り合いながら頑張る秀麗に、大きな仕事が舞い込んだ!!それは、王・劉輝の妃候補として命を狙われている、藍家の十三姫の「身代わり」に、後宮に入ることで!?劉輝のお妃問題に、揺れる秀麗の乙女ゴコロ、そして妹を後宮に入れる事になった藍楸瑛の苦悩の行方は!?清雅とのライバル関係も過熱気味!目が離せない第11弾。

「――溺れさせてみろよ」

いやむしろ私はアナタに溺れさせられたいですていうかもう溺れそうですが。(真顔)
少女漫画でありがちの「マイナスイメージ」からの「プラスイメージ」(つまり、不良少年が捨て猫を拾う、みたいな展開)というギャップに乙女が弱いのはよくよくわかっていましたが…不思議なことですね。逆もまたしかり。「プラスイメージ」からの「マイナスイメージ」がここまで魅力的だとは…!
私は読む前に挿絵をざっと見るタイプなのですが、ある一枚を見て仰天しました。ナイスチョイス!(笑)

さて、それでもって今回は楸瑛というか藍家にスポットを当たったご様子ですね。そういえば、私、楸瑛のこと何も知らなかったかもしれない…。次巻が楽しみです。劉輝しっかり!

誰かの傍にいることに、名前をつけなければいけないというのは、とてもナンセンスなことのように思えます。けれど、立場のある人間はそうとばかりも言っていられなくて…それぞれがそれぞれで幸せになる努力をすれば、道はひらけるはず!と言ったって、それってほんと奇跡に近いことじゃないんだろうか。ぼろぼろと崩れていくさまもそれはそれで美しいと思いますが(悪趣味でごめんなさい…)、やはりまぁるくおさまって欲しいな…。
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