のだめカンタービレ 18

二ノ宮知子

千秋がのだめと別居！　互いの音楽を見つめるため、パリ市内中距離恋愛開幕。
音楽に没頭するため、千秋がアパルトマンを出ることを決意。のだめもサロン・コンサートが決まり猛特訓をはじめる。離れて暮らすふたりは、この先どんな音楽を奏でていくのか！？また、Ｒｕｉやフランクたちもそれぞれの道で迷っていたが……？

あの子はあなたの天使なんだから！

のだめと千秋先輩は、知り合ってから本当に離れて暮らすのって初めてなんだよなぁ…（演奏会とかのときは離れ離れだったけど）
だ、大丈夫なんだろうか。
ラブラブなふたりは見ていてちょっと気恥ずかしいっていうかピンクっていうか、なんだかなぁと思っていたんですが、でもこういう千秋先輩も素敵だよなぁと結局ニヤニヤしています。（笑）

「離れててもおまえに覗かれてる気がする」「怖い」っていうのに私もぎゃはあ！ってなりました、よ！　もちろん「もしもし」「オレ」も！
のだめの口から聞くと、なんだか口説き文句のように聞こえるから不思議……でもたぶんほんとに怖がってるんだろうな。青ざめている千秋先輩の様子が目に浮かぶ。（笑）いやでも、ちょっとやさしい声音で言っていてもいいな、と思います。あきれたような口調の中にも愛おしさが込められてるっていうか　さ！（妄想）
のろけちゃう千秋先輩も素敵。

そして、のだめの演奏会じゃなくてヴィエラ先生のリハを選んでしまった千秋先輩が、好きです。そこで彼女の演奏とったら、やっぱり千秋先輩じゃないもの…。でもそうやって音楽ばかり優先していて、今後の二人は上手くやっていけるのか。こうなったらもう、結婚しちゃえばいいと思うよ！（思いついた解決策/笑）でもきっと、お互いが音楽家としてきちんとやっていけるようにならなきゃ無理だとは思うけれど。

中距離恋愛編（？）も少し怪しげな雰囲気が漂っていますが、次の巻が待ち遠しいです。