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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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白い巨塔〈第2巻〉
山崎豊子

現教授の東は、学会のボスから学外候補の推薦を受け財前にぶつける。政界まがいの生臭い多数派工作のすえ、かろうじて勝利した財前に、国際学会からの招聘状が届く。光栄に満ち多忙をきわめる日々のなかで財前は、同僚の第一内科助教授・里見脩二から相談された患者の早期噴門癌を発見し、見事に手術を成功させる。だが、財前がドイツに出発する日、その患者は呼吸困難に陥っていた。

キョトー2巻。
というか、出版社のあらすじは、ネタバレしすぎだと思う。(…)本文の内容全部凝縮してあるし。数百ページ読まなくても話がわかる気がするのは私だけでしょうか?

教授になってからというもの、財前教授はもう、傲岸不遜といった感じ。そんなで大丈夫なのか?いつか足元すくわれるぞー!と思っていた矢先に、やはりなにやら失敗をおかした雰囲気に…。
あれだけ里見先生が言ってるんだから、レントゲンでもなんでもとれば良かったものを!

普段なら財前教授のようなキャラクターはとても好きなのだけれど、それ以上に里見先生が好きなので(だって学者肌の人って好みなんだもん…本当に居たら結婚したい/笑)財前教授にはあまりいい印象を受けません。
いやでも、いい性格していると思いますよ!里見先生に「親友」とか言ったときには、「いつ親友になったんだ!」と思いきりつっこんでしまいました。
あとあと、ヒゲそってるときに里見先生が突入(?)してきて、「君のような紳士がノックもせずに入って来るとはびっくりするよ」て言うところ、好きです。(個人的な趣味)ごめんなさい、でも、財前教授が里見先生のことをどんな風に見ているのかがわかるっていうか…紳士里見は絶対ノックして入って来るって信じてたっていう財前教授にね、なんだかきゅんときちゃったんです。つまりはこうだと信じていた人間の思いもかけない行動に驚いちゃっているっていう構図が好きなんだと思います。

というか、もしかしてこの後患者が死んじゃったりして、里見先生のせいにされたりして、もめた末に裁判とか…?華麗なる一族もそんなじゃなかったっけ…?ごほんっ!

続きが楽しみです。(にっこり)
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