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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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千の翼の都―翡翠の怪盗ミオン
樹川さとみ

『ルムラ』。それは黒アゲハと呼ばれる神出鬼没の怪盗。女性たちの憧れの君で、王都巡検使を務める青年貴族ジューロは、ある夜、その『ルムラ』を捕らえようとし、とり逃してしまう。怒り心頭で帰宅した彼を出迎える、ひとりの少女―ジューロの屋敷に仕える侍女のミオン。ドジでぼんやりしたところのあるミオンだが、実は彼女こそが、『ルムラ』の正体だった。妖精を相棒とし、主人を欺いて、夜に舞うミオンの目的とは…。

久しぶりに樹川さんの本を読んでみよう!と思い、手を出しました。
樹川さんの小説は『楽園の魔女たち』しか読んだ事がなかったのだけど、これもやはりキャラクターやエピソードがとても魅力的です。
普段は主人と侍女、なのに夜になると巡検使と怪盗、っていうシチュエーションには筆舌し難いほどのときめきが潜んでいると思う。(笑)だますほうとだまされるほう。うおおーと思いながら読み進めましたとも!

ラストはこういうのもアリだとは思うのだけど、ラノベだしもっと楽しい感じで終わって欲しかったなぁとも思ったりなんかして…せめて続編を出すとかしてくれたらもっと救われるのになぁ。
けれどまぁ、続きは読者の心の中に、というのも洒落ていていいのではないのでしょうか。私の中ではもちろん、ジューロがミオンを探し出して、無自覚ながらも物凄い求愛のセリフを吐いていますが何か?(笑)
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