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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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ハチミツとクローバー (9)
羽海野チカ

金儲けに奔走してきた森田兄弟。その理由と彼らの過去が明らかになる。そして、はぐみの身に起こる衝撃の出来事とは一体・・・!?終わりの始まりの幕が上がる最高潮☆第9巻!!

ボロボロ泣きながら読みました・・・。
発売日の昼休みに学校を抜け出してまでして買いに行きました、待望の9巻。

“どんなに欲しくてもあの痣が俺の腕に散ることは決してないのだ”の竹本くんが凄い印象に残っています。
傍にいて、支えてあげたくて、でもできそうになくて。
大切な人の大変なときに、支えになってあげるために、人生はあるんじゃないかって、そんなふうに考えて足掻く竹本くん。
けれどはぐちゃんの傍には修ちゃん先生がいて・・・。
結局は自分が離れたくないだけだっていう、なんとも言えないやるせなさ。

修ちゃん先生は、はぐちゃんのこと、好きなのかな?
もしかして、ひとりの女の人として、はぐちゃんのこと好きなのかな?って、ちょっと思いました。

そして、森田さん。
最後の森田さんの言葉は、なんだか、違うって思っちゃいました。
神様との約束で、どうしても何かつくらなきゃいけないとはぐちゃんが思っているのに、つくるな、っていうのは何か違うんじゃないでしょうか。
もちろん、一緒にいられればそれでいい、って言ってあげることはとても大切だと思います。つくることだけが生きてるイミじゃないと、教えてあげなければならない。
でも、つくるな、つくらなくていい、じゃなくて、ゆっくりと一緒につくっていこう?っていう方が合っているような。
必死でもがいているはぐちゃんは、もっと楽にならなくてはいけないようにも思ったのですけど、だからって一種の希望を否定するような言い方はちょっと・・・。

はぐちゃんに必要なのは、そうやって全部包んじゃうんじゃなくて、一緒に寄り添って闘ってくれる人なんじゃないでしょうか。

その時のはぐちゃんに、森田さんの言葉がどう響いたのかはわかりませんが。
あの森田さんの言葉で、素直につくらなくてもいいんだって思えたら、それはそれで良いのですけど・・・。彼女の中で、何かが崩れてしまうんじゃないかって、ちょっと思いました。

森田さんは森田さんで、家の問題が・・・!
お金儲けの理由がわかりました。お兄さんのかおるさんが大丈夫なのか凄く不安・・・。私かおるさんのこと結構好きなのですけど!

野宮さんの青春スーツ装着姿がまた拝めて幸せでした。(笑)
ハチクロ人気投票(in私の脳内)ではあの人がトップかもしれませぬ。少なくとも、上位トップ3には入ってますね!


少し話は変わりますが、終わりの始まりと聞いて、西尾維新さんを思い出したのは私だけでしょうか・・・(汗)
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