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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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東京R
オリエンタルラジオ

セブンティーン本誌連載「東京R」のタイトルには「東京」+「二人のRoots」という2つの意味がこめられてます。オリラジの二人が現在住み、厳しい芸能界で日夜戦ってる街「東京」。そんな東京の様々な街、シーンで二人を撮影した写真をバックに、テレビのいわば「外の顔」からは決して見ることのできない本音・彼らの「素顔」=根元の部分→“Roots”をありのままに語っていくエッセーとなっています。本誌連載分に、二人の故郷でオリラジのルーツをたどった撮り下ろし写真・周辺人物(インパルス、爆笑問題、ロンブーなど)へのインタビューに新規書き下ろしエッセー20本を加え、オリエンタルラジオの素顔をあますところなく伝える内容となってます。

まず初めに言わせてもらうと、私は結構な彼らのファンであるけれど、それは彼らの容姿がかっこよさ気に見えるからとか、武勇伝のネタのノリがいいから好き、とかいうものではない。もうそういう次元の好きではないのだ!

というわけで、ちょっと気持ち悪いくらい熱く語らせていただきます。ちょっと何様?みたくなるところもありますが、愛ゆえですので…(汗)

最初にぺらぺらと見ていて妙な違和感…しんご、ほくろが少ない!(笑)(よね、あれは、明らかに)入念なほくろチェックが行われていると話には聞いていたけれど、ほんとにきれいに消してある。うわ~頑張るなぁしんご…

しんごとあっちゃんの出会うまでを改めて読んで、なんかほんとに二人は出会えて良かったよな~と…ちょっと涙ぐみそうになった。とくにそれはあっちゃんに関してだけれど。あっちゃんはしんごと出会えてよかったよほんと。そして相方に関して『僕は、慎吾でなきゃ。考えられないな』なんてさらっと言ってしまえるところが、ほんっと男前!かっこいいよー!しんごもしんごで、よくあっちゃんと仲良くなろうと思ったよね!(笑)明らかに怪しいし突然好きなAVきいてくるような人となかなか親しくなれないよ。彼は彼で好奇心から始まって、どんどんあっちゃんに惹きこまれていくわけですが。
そして、彼らの出会いは、なんかもうほんと小説みたいだなーと思うのです。至上最速で帯番組持ったとかも凄いドラマチックなんだけど、あの歳で人生において絶対的な相手に出会えたってことがほんと凄いなと。それはもう、家族よりも友達よりも将来結婚するだろうお嫁さんよりも、長い時間を一緒に過ごす運命共同体のような存在。その相手としてひとりの人間を選んで、これからずっと二人で頑張っていくっていう決意をするって、かなり凄いことだと思う。
そしてお互いが相手のことを臆面なく好きだと言えて、尊敬や憧れを持ち合えるっていうのが、ほんとに素敵なことだと思います…プリクラの『愛方』には、しょーじきちょっとふきだしたけど。(笑)あれは筆跡から見て、しんごかな?あっちゃんはああいうこと書かなさそうだしな。

彼らは散々、「大した実力もないのに」「ちょっと見た目がいいからって苦労もしないで」などなど言われているわけだけど、私はそう思っている人にこそこの本を読んでもらいたい。苦労しないであの地位に立てるほど甘い世界なわけがない。NSC時代も必死に練習して、華々しくデビューしてからは仕事仕事の毎日で、帯番組を持てば10年程のキャリアがある芸人さんたちと比べられ…経験ないのは本当だからやっぱり思ったとおりに行かないこともあるだろうし。そういうプレッシャーや焦りと日々戦いながらも、必死にこのお笑いの道を突っ走ってきた彼らだからこそ、私は力いっぱい応援したい。世間の評価も全部受け止めた上で、がむしゃらに走っている彼らをずっと好きでいたい。
そして今年になって漫才の賞に挑戦して行っている彼らを知って、私はとても嬉しかったのです。今の地位に安住していても問題なく暮らしていけるのに、それでは駄目だというハングリー精神。今に誰もが認めざるを得ない大物芸人になってくれるはず!策士あっちゃんと天真爛漫なしんごだからきっと大丈夫なんだろう。

この本を読んで、これからも彼らを一生懸命応援していきたい、と改めて思いました。ファンなら買って絶対損はない本だよ!
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