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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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あやつられ文楽鑑賞

「この本は、文楽観劇のド素人であった私が、いかにしてこのとんでもない芸能にはまっていったかの記録である」。日本がほこる伝統芸能に、笑い、ツッコミ、ときに涙する。若き直木賞作家が、文楽の魅力に迫る。

文楽ってなんのこっちゃ
という右も左もわからない私がこんな本を読むのもなんなのですが、大好きな作家さんのエッセイということで読んでみたところ、見事に文楽の世界へ誘われてしまいました…!(笑)しをんさんのエッセイって、例えば本のエッセイもだし、BLエッセイもだけど、読むとすっごくその世界に興味がわいてきて、自分も読みたい!とか体験したい!って思うんですよね。

とはいっても、やはり難しいと感じるところもあったので、話半分に読み流していた箇所もありましたが…特に『仮名手本忠臣蔵』のあらすじがさ、ややこしすぎて…!きっと三好松洛のせいだわ!(笑)
しをんさんが由良助を嫌いなことは良くわかりました。けれど私は由良助って結構好きだけどなぁ…悪い奴のオーラが出ているところとか。腹黒っぽい感じで惹かれます!(笑)
そういえば、『まほろ駅前多田便利軒』に由良くんって出てきたよな…だから由良助にまで好感を抱いてしまうのかもしれない。(名前かよ!)
『女殺油地獄』に関しては、なかなか興味深い解説もつきまして、ぜひともこの演目見てみたいです。

私のような若輩者にはまだまだ文楽鑑賞なんぞは早いと思うのですが、きちんと劇場へ通うお金が出来れば、年に何回かは文楽を見に行きたいなと思います。
それまではたまにNH協会でやっているだろう文楽公演を逃さずに見ようと思います!(笑)
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