少年舞妓・千代菊がゆく！ 宿命のライバル

奈波はるか

一番のお客さま・楡崎を恨む人物とは…？
男の子なのに、舞妓「千代菊」を続けている美希也。同級生の家である老舗旅館を再建している事業家・神城も千代菊の客だ。彼は千代菊に惚れ込んでいる客・楡崎を異常に嫌っているが、その理由は…？

「それにしても、あなたと隣り合わせの席になるとはね。みどりの窓口のホストコンピューターにまで、私の恋心は知れ渡っているようですね」

楡崎氏は期待を裏切らない！（笑）
このシリーズはかなり久しぶりに読んだのですが、やっぱりニレは最高ですね。
個人的には神城さんもすきです。主に眼鏡が…！
神城さんは、ニレのものを横取りしよう→次第に千代菊に夢中にとはならないのですね。ならない事を少しつまらないとも思いますし、ならないからこその神城さん、という気もします。