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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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流血女神伝喪の女王 5 (5) (コバルト文庫 す 5-60)
須賀しのぶ

ユリ・スカナの新女王となったネフィシカに幽閉されたカリエ。さらに女王はカリエの娘セーディラとエドを手に入れようとサルベーンを追手として遣わしていた。それを知ったカリエは、なんとか宮殿を脱出しようと女王の妹であるグラーシカに取引を持ちかける。その頃、グラーシカが不在のルトヴィア帝国では、皇帝ドーンの新たな施策に不満がつのり、激動の時代が訪れようとしていた―。

うわーどうしよう、登場人物の関係がわからんようになってきたぞ…
特に子供たちに関する思惑が…誰なんだ、どこの子なんだ!?(読む上で大いに問題あり)
今回も、物語が佳境に向かっているため、全体的に殺伐とした雰囲気に…ロイにしろイーダルにしろサルベーンにしろ、黒い。真っ黒。どす黒い。ひたすら黒い!
そんな中でやっぱり癒しになるターンはカリエや子供たちにまつわる所ですね。フィン可愛い、フィン可愛い。男の子だねぇ。セーディラとスゥランの間で早くもあたふたしている姿は微笑ましいのだけど、笑って居られるもの今のうちだろうね…っていうかスゥランが誰か思い出せないっていう致命的な…orz
あと、サルベーンのいわれようにはいつも笑ってしまいます。無節操下半身だって…酷いな。(笑)エドの超親バカぶりにもふきだした。無表情とのギャップがより笑いを誘います。

そんなこんなでしたが、もうどんどん暗い方向へ…ドーン兄上の死亡フラグも確実となりかかっているし、っていうかサルベーンは…?え、もしかしてこれって…うわ~
昔の話からずっと読んできた人たちが零落していく様は、読んでいて本当に痛々しい…
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