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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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新釈 走れメロス 他四篇
森見登美彦

あの名作が、京の都に甦る!?暴走する恋と友情――若き文士・森見登美彦の近代文学リミックス集!その時、彼の腕を通りすがりの女性が必死で掴み、「ちょっとすいません!」と叫んだ。思わず見返した相手は驚くほどに可憐な乙女であり、目に涙を溜めている。芽野は決して女性に腕を掴まれたぐらいでのぼせ上がるような人間ではないけれども、理由を聞く前から彼女の涙にもらい泣きしていた。(「走れメロス」より)異様なテンションで京都の街を突っ走る表題作をはじめ、先達への敬意(リスペクト)が切なさと笑いをさそう、五つの傑作短編。 山月記/薮の中/走れメロス/桜の森の満開の下/百物語を収録。
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貴族探偵エドワード琥珀の扉をひらくもの (角川ビーンズ文庫 58-5)
椹野道流

花すら褪せる美貌の持ち主・エドワードは、気取らない性格の名探偵。主を務める探偵事務所は、今現在は「暇が取り柄」…。けれど執筆のシーヴァや、元気なトーヤと楽しく暮らしている。そんなある日、エドワードの友人で発明家のアルヴィンが、血染めのベストを残して行方不明になってしまう!しかもその事件には、アノ先輩も関わっているようで…!?熱血刑事ケビンとタッグを組んで、貴族探偵エドワード・捜査開始の第5弾。
一瞬の風になれ 第一部  --イチニツイテ-- 一瞬の風になれ 第二部 一瞬の風になれ 第三部 -ドン-
佐藤多佳子

春野台高校陸上部。とくに強豪でもないこの部に入部した二人のスプリンター。ひたすらに走る、そのことが次第に二人を変え、そして、部を変える―。思わず胸が熱くなる、とびきりの陸上青春小説、誕生。

少しずつ陸上経験値を上げる新二と連。才能の残酷さ、勝負の厳しさに出会いながらも強烈に感じる、走ることの楽しさ。意味なんかない。でも走ることが、単純に、尊いのだ。今年いちばんの陸上青春小説、第2巻。

ただ、走る。走る。走る。他のものは何もいらない。この身体とこの走路があればいい「1本、1本、全力だ」。すべてはこのラストのために。話題沸騰の陸上青春小説。
陰日向に咲く
劇団ひとり

ホームレスを切望するサラリーマン、老婆を騙そうとする小心ギャンブラーら、落ちこぼれたちの純真を愛と笑いで包み込んだ珠玉の連作小説。お笑い芸人として活躍する著者のデビュー作。
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