少年×忍者 恋はトライアングル

岡野麻里安

伊賀忍者の頭領を父に持つ、表向きは普通の高校生・佐鳥直耶。だが、忍びにとって重要な「星」を持っていない直耶は劣等感を抱いていた。この夏休みこそは星をゲットすべく、密かに特訓していたのだが、謎の青年に術を見られてしまう。佐鳥家の家訓では忍びだと見破られた場合の選択肢はふたつ、その相手を殺すか娶るか。―殺すなんてひどすぎる。でも娶るって…相手が男の場合は。

初めてこの本を目にしたとき、「なんてタイトル…なんて本を出したんだコバルト…！」と思いました。（笑）いやだってなんだかすごく直接的なタイトルに思えたもので…（ＣＰを表す×じゃない…よね？）

それにしても、ＢＬってなんでこう…面白いっていうか、可笑しいんだろう。（笑）魔女っ子アイテムを振りまわす忍者な主人公がとても愛らしいのですが、なんて型破りな設定！と脱力してしまいます。なんて馬鹿馬鹿しいんだ…！でもそういうところがすごく面白いっていうか可笑しいのですが。

もちろん不二彦が好きです。「妖艶な」とかいう形容がつくキャラに私は弱すぎる！でもでも素敵なんだもん…！
直耶もすごく可愛い…「俺が守る！」って、一生懸命なところにきゅんときます。可愛いのにかっこいい。かっこいいはずなのに魔女っ子忍者。そんでもって凄く弱い！（笑）ツンデレは万人に愛されるよなぁと思います。

続きも読んでみたいなぁと思うお話でした。
不二彦を陥落させた直耶。二人の今後はいかに…！？（笑）