忍者ブログ
超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
最新記事
(05/31)
(03/05)
(01/19)
(12/08)
(09/05)
(08/23)
(07/31)
ブログ内検索
[147] [146] [145] [144] [143] [142] [141] [140] [139] [138] [137]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

姫君と婚約者
高遠砂夜

ディアゴール王国の末娘アリィシアは、十四歳。人々に『奇姫』と呼ばれている。国を救うために政略結婚をすることになったが、相手は人間嫌いの魔法使いであるガルディア。しかも、結婚するために乗り越えなければならない試練が二つあるという。一つは、ガルディアの住む険しい岩山の頂上まで、自力で登ること。二つめは、ガルディアを誘惑してアリィシアを愛するように仕向けること―。

「あなたはあたしを愛さねばならないのよ」
「あなたはこのあたしの婚約者なのだから」


なぜいまさら…!と思われそうですが、コレ読まずにここまで来ちゃったのだからしょうがない。

私にとっては「レヴィローズの指輪」でおなじみの高遠さんですが、なるほど、こちらもコバルトっぽく夢いっぱいで、読んでてニヤニヤしちゃう。(笑)

私個人の意見としては、もうちょっとガルディアとの攻防戦(?)が見たかったかなーという思いもありますが…うん、きっと今後の巻でもっとオイシイ展開になるに違いない!(笑)だってコバルトだもの!

アリィシアは奇姫なんていわれているけれど、とてもしっかりとした女の子で、かっこいい。不敵な笑みを浮かべながら上のセリフとか…スカッとします。勇ましい女の子って好きよ!

「レヴィローズ」でもそうだったけれど、高遠さんのお話は「子供が親を超えて大人に近づいていく」ということがテーマなのかしら?と思ってみたりして。レヴィローズでは父親の影が、姫君と婚約者では母親の影が、主人公の行く先に立ちはだかって(?)います。

結構長く続いているシリーズのようなので、これからゆっくり読んでいきたいなと思います。
PR
忍者ブログ [PR]