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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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外套・鼻
ゴーゴリ

ある日、鼻が顔から抜け出してひとり歩きを始めた…写実主義的筆致で描かれる奇妙きてれつなナンセンス譚『鼻』。運命と人に辱められる一人の貧しき下級官吏への限りなき憐憫の情に満ちた『外套』。ゴーゴリ(1809‐1852)の名翻訳者として知られる平井肇(1896‐1946)の訳文は、ゴーゴリの魅力を伝えてやまない。
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ヴェニスに死す
トオマス・マン

旅先のヴェニスで出会った、ギリシャ美を象徴するような端麗無比な姿の美少年。その少年に心奪われた初老の作家アッシェンバッハは、美に知性を眩惑され、ついには死へと突き進んでゆく。神話と比喩に満ちた悪夢のような世界を冷徹な筆致で構築し、永遠と神秘の存在さえ垣間見させるマンの傑作。
斜陽
太宰治

最後の貴婦人である母、破滅への衝動を持ちながらも“愛と革命のため”生きようとするかず子、麻薬中毒で破滅してゆく直治、戦後に生きる己れ自身を戯画化した流行作家上原。没落貴族の家庭を舞台に、真の革命のためにはもっと美しい滅亡が必要なのだという悲壮な心情を、四人四様の滅びの姿のうちに描く。昭和22年に発表され、“斜陽族”という言葉を生んだ太宰文学の代表作。
貴族探偵エドワード―碧き湖底にひそむもの
椹野道流

天使の微笑み、溢れる才能。神の祝福を一身に受ける美少年・エドワードは、天下無敵の探偵だ!しかし地方領主の息子でもある彼は、超一大事「成人式」のため、実家に帰ることに。執事な守り役・シーヴァと、居候のトーヤと一緒に帰郷したエドワード。成人式の条件は「赤ちゃんが、何かに取り憑かれた」という村人の頼みを、領主一族として解決することで!?エドワードの兄たちも登場で、ますますヒートアップの第4弾。
一度目をかわしただけで恋におちた学生と少女が,歳月をへだてて,それぞれ外科医師と患者の貴婦人として手術室の中で再会し,愛に殉ずる――
泉鏡花
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