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超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
J.K.ローリング 松岡 佑子 訳

『ハリーポッター』シリーズ日本語版最終巻!! 第1巻発売から10年、ついに完結を迎えます。ハリーの運命はどうなるのか?

ハリーポッターシリーズを初めて読んだのは中学生の頃で、ほんっとに夢中になってしまって私は学校に毎日あの分厚いハードカバーの本を数冊持って行っては休み時間に開き、友達とここはあーだ、こーだとハリポタについて話ていたくらいでした。

と、あまりにも有名な物語のために、一応ネタばれ反転しておきます。


最終巻を読み終わってまだ放心状態なのですが…とにかく頭の中がスネイプでいっぱいです。ううー…あああ…。
ハリポタについては色々と妄想を働かせて濃く盛り上がった時期があったため、妄想なのか公式設定なのか良くわからなくなっている部分もあったのですが、妄想だと思っていたのが本当だったっていうか…スネイプ…なんて純粋で、なんて一途で、なんて愛おしい奴なんだ!誰にもわかってもらえない、気づかれない、報われない優しさ。見返りを求めない想いこそが愛というのもなのかしら。にしても、ほんと、スネイプは愛すべき人物だと思います。以前からスネイプ好きでしたが、もっと好きになった…

完結する前は完結すれば「ジェームズ・ポッター」シリーズを書けばいいじゃない!と思っていた時期もあるほど親世代がかなり好きだったのですが、そうではないことがよくわかりました。親世代の話は「ハリー・ポッター」シリーズの中で語られるものであり、過去に何があったのかと密接に関係して語られたのが「ハリー・ポッター」シリーズであるわけだから、今更「ジェームズ・ポッター」を語るのは妙だし。それに語られたとしても、最後は楽しいものにはならないでしょうし、ね。

読んでいて思った以上にロンにイライラしてしまった自分が不思議でした…前はそんなにロンのこと嫌いじゃなかったのにな。何でハーマイオニーはこんな奴がいいんだ!と何度か思ってしまった。そういう周りをイラっとさせるところが、ロンらしさといえばそうなのですけれども。あと、ハグリットにも数回イラっと…以下同文。

けれどやはり、あれほど登場人物を殺す必要があったのか、というのは考えてしまいます…彼らは物語の展開として死ぬべきだったのかしら。死んで欲しくなかったからそう考えてしまうだけなのかも知れませんが、やっぱり皆で幸せになれたら一番なわけですし…

ちゃんと理解しきれずに一気に読んじゃった部分がありますので、(特に覚えのない名前を何度スルーしつつ読んだことか!)(…)もう一度、できれば一巻から読み直したいです。…でも、できれば数年後に……そんなきがします。
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