No.6 #8

あさのあつこ

瓦解するＮＯ．６、いよいよクライマックスへ。矯正施設の最上階でついに紫苑は沙布との再会をはたした。だが非情にも、それは永遠の別れを突きつけられるものだった。マザーの破壊を願う沙布…。そして、ネズミの仕掛けた爆弾は建物を炎に包んでいく—。爆発、炎上をはじめた矯正施設から脱出するために、紫苑とネズミは最期の闘いに挑む。

西ブロックのあの家で、あの部屋で、あの空間で、ずっと笑っていて欲しかった…とか思ってしまうのは間違いだとはわかっているんですが、思わずにはいられない……！

ほんとに、あのマクベスの回想は何のつもりなんでしょう…あさのせんせい！死亡フラグじゃないですよね？よね…？
うん、ネズミはきっと人外の生き物なので、ようせいさんとかなので！撃たれたって死なない！…と意味のわからない事を自分に言い聞かせています。

紫苑が思ったみたく、時が止まって世界が二人だけのものであれば良かったのに（若干捻じ曲げた解釈/笑）と考えて、考えてはそれでは物語は成立しないと頭を掻き毟る思いです。
二人の幸せな姿はもうどうじんの中でしか見られないのですかね…どうじんにのめりこむしかなry

恐くて次の巻が読めそうにありません…いや、読むと思いますが！（どっちだ）

沙布の件がスル―ですが、それは仕様です。もう…沙布に西ブロックの皆を紹介するという妄想は読者皆がしていたことですよ！ネズミＶＳ沙布の紫苑をめぐる闘いとか！（…）ああもう…やるせない…とにかくやるせない……

物語的に無理な事なのかもしれないし、台無しになっちゃう事なのかもしれませんが、わかっていながらも二人には幸せになって欲しいと願っています。