超個人的読書記録 ――時間のある時のみ感想も(ネタバレ注意!)
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長距離走者として将来を嘱望された高校一年生の加納碧李は、複雑な境遇の妹の身を案じ、陸上部を退部することを決意した。だがそれは、たった一度レースに負けただけで走ることが恐怖となってしまった自分への言い訳だった。走ることから、逃げた。逃げたままでは前に進めない。碧李は、再びスタートラインを目指そうとする――。
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陸上ものといえばなんとなく青春~というかんじなのかなと思っていたのですが、それだけじゃなくて。凄く重くて苦しいテーマを書く中でも、安易に誰かを悪者にするのではなく、それぞれの苦悩を丁寧に描いてあって、胸に迫るものがありました。どうにもあらがえないような力ってあるよね…でも逃げてばかりじゃ駄目だ! というパワーが感じられるお話でした。
ミドに対して、こんなお兄ちゃんいたらいいな~と凄く思いました。妹溺愛!妹ラブ!(笑)今は杏樹ちゃんもお兄ちゃんこだけど、じきに反発すればいいさ。
(EX.「お兄ちゃんくさ~い」「お兄ちゃんと一緒に洗濯物洗わないで!」)
そして凄く凹んじゃえばいいさ。(笑)
キャラクターではやはり一番はノブが好きですね!すっごいいい子だと思う。でもやっぱりそれだけじゃなくて、苛立ちとかもたくさん持ち合わせてて…でも、普段は大人な対応が出来ちゃうんだから、やっぱりよく出来た子なんだろうな。
ノブとミドのお話ももうちょっと読みたかったなぁと思いました。どういうところが気が合ったのか、とか、詳しく!(笑)でも物語全体を考えれば、そこはそんなに語るべきところじゃないものね…。そんなわけでこの二人のことは私の妄想想像で補うことにします。(笑)
杏子先輩は個人的にすごく好きです。「あたしが見たいのよ」ってところが、特に!「あたしの目の前で、走ってみてよ」って。何かを確かめようとする激しいまでの感情があふれ出た瞬間というかなんというか…!たまりませんな!ミッキーも隅に置けないねぇ。
『マンザイ』のときもそうだけど、重いテーマに対して必ずあわさってくるのが「笑い」なんだけど…それが物語を軽やかに進める促進剤としても活躍しているんだけど、逆に衝撃を強める要素としても働いているような気がしました。ノブの「好きな女とかいるか?」から後の展開がとくに…し、心臓に悪い。(いろんな意味も含め/笑)その後からがほんと読んでて辛いくらいで…すごく痛かったです。
女神に見守られて、走れ、ミド!
陸上ものといえばなんとなく青春~というかんじなのかなと思っていたのですが、それだけじゃなくて。凄く重くて苦しいテーマを書く中でも、安易に誰かを悪者にするのではなく、それぞれの苦悩を丁寧に描いてあって、胸に迫るものがありました。どうにもあらがえないような力ってあるよね…でも逃げてばかりじゃ駄目だ! というパワーが感じられるお話でした。
ミドに対して、こんなお兄ちゃんいたらいいな~と凄く思いました。妹溺愛!妹ラブ!(笑)今は杏樹ちゃんもお兄ちゃんこだけど、じきに反発すればいいさ。
(EX.「お兄ちゃんくさ~い」「お兄ちゃんと一緒に洗濯物洗わないで!」)
そして凄く凹んじゃえばいいさ。(笑)
キャラクターではやはり一番はノブが好きですね!すっごいいい子だと思う。でもやっぱりそれだけじゃなくて、苛立ちとかもたくさん持ち合わせてて…でも、普段は大人な対応が出来ちゃうんだから、やっぱりよく出来た子なんだろうな。
ノブとミドのお話ももうちょっと読みたかったなぁと思いました。どういうところが気が合ったのか、とか、詳しく!(笑)でも物語全体を考えれば、そこはそんなに語るべきところじゃないものね…。そんなわけでこの二人のことは私の
杏子先輩は個人的にすごく好きです。「あたしが見たいのよ」ってところが、特に!「あたしの目の前で、走ってみてよ」って。何かを確かめようとする激しいまでの感情があふれ出た瞬間というかなんというか…!たまりませんな!ミッキーも隅に置けないねぇ。
『マンザイ』のときもそうだけど、重いテーマに対して必ずあわさってくるのが「笑い」なんだけど…それが物語を軽やかに進める促進剤としても活躍しているんだけど、逆に衝撃を強める要素としても働いているような気がしました。ノブの「好きな女とかいるか?」から後の展開がとくに…し、心臓に悪い。(いろんな意味も含め/笑)その後からがほんと読んでて辛いくらいで…すごく痛かったです。
女神に見守られて、走れ、ミド!
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